京都寺社巡り 三千院門跡など

京都寺社巡り、今回のお目当ては大原巡り。
桜に紅葉と観光シーズンになると大勢の観光客が押しよせる屈指の観光エリアで、混雑は嫌いなのでこれまで避けてきましたが、この時期ならと市内に泊まって朝から訪問。

8時半くらいに自家用車で大原地域に到着すると、周辺の駐車場にはほとんど車がいません。事前に調べていましたが、思っていた以上に駐車場が多く、どこに停めていいのか迷うほどで、バスターミナル近くに駐車。1日でも500円と格安で、誰もおらずお金を置くだけ。後で気がつきましたが、無料のところも結構あったようでした。

三千院門跡は9時開門のため、まずは念佛寺へ。
太平洋戦争前に移転したという新しい寺院で、京都洛北・森と水の会の協賛寺院なので訪問しましたが、建物も新しく、山寺という印象ではありませんでした。

次第に集まってきた他の観光客と開門待ちをしてから三千院門跡へ。
三千院門跡は最澄が開いた草庵が起こりで、天台宗五箇室門跡の一つという由緒のある寺院。
門跡寺院らしい客殿・宸殿と国宝の阿弥陀三尊像を安置する往生極楽院の周辺の聚碧園・有清園の庭園が見事。特に有清園はびっしり覆われた苔の緑が綺麗でした。
早朝でもそれなりに観光客もいて、通常の観光シーズンなら大人気というのも頷ける寺院でした。

 
 
 

続いて実光院へ。
後で訪問した勝林院の塔頭の一つ。心字池を中心とした契心園という庭園が綺麗でした。
水が豊富なので見事な池泉式庭園ばかりのようです。

 

次に勝林院へ。
声明の根本道場として建立され、法然上人ゆかりの寺院ということですが、火災等のため何度も破損し、今の本堂は江戸時代後半に再建されたもので、今は境内も狭く、規模としては小さい寺院で、特筆して見るべきものはありませんでした。

 

次に宝泉院へ。
ここも勝林院の塔頭の一つ。客殿から柱と鴨居を額縁として庭園を眺める額縁庭園として知られており、お抹茶をを頂きながら楽しむことができました。
京都にいくつかある関ヶ原合戦前の伏見城落城の際の血天井もありました。

 

早朝でもらえなかった御朱印をもらうために念佛寺に立ち寄ってから、少し離れた来迎院へ。
来迎院は勝林寺と同じように声明の根本道場として建立されたもので、全く知らなかったのですが、大原は魚山流声明の修練道場として栄えていたようです。
以前は塔頭も数多くあったそうですが、今は本堂がぽつんと建っているだけで、重要文化財の薬師・釈迦・阿弥陀如来の御本尊が安置されていました。

 

朝に通った時には開いていなかった呂川沿いの店舗も開いているなか、参道を戻って、国道沿いのバスターミナル横店舗で休憩し昼食をとってから、寂光院へ向かいます。

途中で道を間違えながらようやく辿り着いて寂光院へ。
寂光院は聖徳太子創建と伝わりますが、何といっても建礼門院徳子が平家滅亡後に余生を過ごした尼寺で、平家物語の舞台として有名です。
全く覚えていなかったのですが、本堂や御本尊の地蔵菩薩立像は近年火災で焼失し、再建されたばかりで、残念ながら文化財として見るべきものはありませんでした。
隣接して建礼門院徳子大原西稜があり、お参りして帰りました。

 

 

来た道をバスターミナルまで戻って、車で移動して、離れた古知谷阿弥陀寺へ。
竜宮造りの山門横に車を停めて、寺院まで歩くと距離はたいしたものではなかったものの急勾配で疲労困憊。10分以上かけて辿りつきました。こちらも京都洛北・森と水の会の協賛寺院なので訪問した次第。
江戸時代初期の慶長年間に念仏道場として開設された寺院で、山上の寺院ながら意外と大きな本堂で、即身仏となった上人の石廟などがありました。皇室ともゆかりがあるようです。

 

足腰も痛くなったところで、この日の寺社巡りを終了しました。

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