全日本大学アメリカンフットボール選手権決勝「甲子園ボウル」関西学院大学対早稲田大学の試合を観戦しました。
コロナ禍で変則開催となっていたこの2年ですが、3年振りに通常方式で開催され、4年振りの関西学院大学対早稲田大学の対戦となりました。
試合は、第1Qから双方ともにディフェンスが強く、ダウン更新もままならず一進一退を繰り返すだけの展開。
第1Q終盤から早稲田大学が相手陣内に攻め込み、第2Qランでロングゲインしゴール前2ydまで迫り先制するかと思われましたが、関西学院大学がエンドゾーン内でインターセプトを奪い得点の機会を逃します。
関西学院大学は第2QにFG 2本で6点を獲得。公式戦では外してばかりでしたが、この日は修正し40yd超えのFGを決めました。
このまま前半終了かと思った終了間際に関西学院大学の反則からFGエリアに迫った早稲田大学もFGを1本決めて6-3でゲームを折り返します。
後半戦に入り、関西学院大学はQBを 1年生星野選手から鎌田選手に交替すると、パスとランを織り混ぜたオフェンスが勢いづき、ランによるTDを続けて獲得し。20-3と突き放します。ここで勝負あったの感。
第4Q早稲田大学はロングパスからランでTDを奪い点差を縮めますが、関西学院大学は即座にランによるTDを返し、その後は双方TDの応酬で最終的に34-17で関西学院大学が勝利しました。
これで関西学院大学は1973~1977年以来2度目の5連覇達成となりました。
前回の5連覇は私がアメリカンフットボールに興味を抱くきっかけになったもので、それ以来の記録達成には感慨深いものがあります。
ただ、この日は寒波到来で晴れていたものの気温が低く寒さで辛いなかでの観戦でした。また、観客の入りがかなり悪く、外野スタンドはアルプススタンド際に集団がいる程度でほとんんどが無観客状態。内野席もホームベース側などには観客が入っておらず、学生の姿があまり見当たらないなど全くもって寂しい状態でした。