「京の冬の旅」で特別公開中の寺社を拝観してきました。
まず訪問したのは東本願寺。通常非公開の大寝殿と白書院の2か所が公開されています。正月明けに訪問したのですが、見学時間が終わっていたので再訪問。
参拝接待所から一連の建物に入場。
東本願寺は禁門の変によるどんどん焼けでほぼ全焼したため、建物はそれ以降の再建ですが、大寝殿は慶応3年再建と東本願寺では最古の建物になります。
法要儀式の場として使われているそうですが、床が暖かいと思ったら床暖房とのことで、室内は電灯も点いていました。障壁画が見所のことですが、事故があったため全面ガラス張りなのは残念でした。
白書院は御影堂門と同じく明治44年の再建。現在は来賓接待等に使用されており、お斎という精進料理を食べることもできるようです。再建とはいえ書院造で趣のある建物でした。
続いて上徳寺(世継地蔵)を参拝しました。
上徳寺は昨徳川家康の側室阿茶局が建立。昨年も訪問しましたが、通常は公開されていない本堂内部でご本尊の阿弥陀如来立像、また地蔵堂内部で世継地蔵尊を拝観することができました。また、御朱印もいただくことができました。
今年の「京の冬の旅」の参拝はこれで終了。スタンプラリーの和菓子店で一服して帰りました。