午後から桜を見に京都に行って来ました。
桜の満開の季節は絶好の観光時期ながら、年度末の仕事のため日曜出勤となっているので残念なことにあまり脚を運ぶことができないのですが、今年は開花時期が随分と早く見に来ました。
あまり知られていないのですが桜の名所の寺院が集まっている西陣界隈を周りました。自家用車を妙顕寺の駐車場に止めて散策。
まず妙覚寺。
日蓮宗八本山の一つ。新緑・紅葉の時期に特別公開されているのでこの日は境内の桜見物のみ。大門前の枝垂れ桜は散り始めていましたが、八重桜は満開でした。
妙顕寺。
同じく日蓮宗八本山の一つ。春秋は特別公開されており入場しましたが、残念ながら書院が改修工事中のため周辺を拝観できませんでした。「四海唱導の庭」の勅使門の桜は綺麗で、山門前や境内の桜も満開で見事でした。
本法寺。
同じく日蓮宗八本山の一つで、春秋は特別公開されており、長谷川等伯の佛涅槃図や本阿弥光悦作庭の「巴の庭」を見ることができました。
水火天満宮。
枝垂れ桜で有名で、ちょうど満開で咲き誇っていました。隣接した天神公園の桜や非公開の大應寺境内の桜も綺麗に咲いていました。
堀川通りを渡って妙蓮寺。
こちらも春秋に特別公開されていますが、日中拝観時間を過ぎており境内の桜見物のみ。御会式桜が有名ですが散りかけていました。通りの八重桜がちょうど満開でした。
最後に本隆寺。
非公開寺院で、山門は柵で囲われ、境内は自動車の駐車場となっている少々残念な寺院ですが、桜が綺麗な寺院です。久々の訪問でしたが、本堂が長期間に渡って改修工事中で今年工事を終えるようです。
京都の寺社巡りを始めて知ったこの地域、日蓮宗らしく観光化されていないものの見るべきものが多い寺院が集まっており、桜や紅葉も綺麗なのでお気に入りのところです。