京都に寺社巡りに行ってきました。
まず訪れたのは仁和寺。
宿坊で2回宿泊したのを始め、何度も参拝している世界遺産の門跡寺院ですが、6年間にわたり改修工事していた観音堂が落慶し、この春と秋に特別公開されているので参拝しました。
堂内では、本尊千手観音菩薩立像と風神雷神像、二十八部衆立像など全33体の仏像が観音障壁画とあわせて公開。
昨年東京国立博物館の特別展で見学しましたが、やはり本来の寺院できちんと拝みたいもの。
先日もテレビで放映されるなど話題を呼んでいるようで、多くの拝観者がいましたが、丁寧な説明付きで間近で見ることができました。
特別授与の御朱印は5つもありましたが、キリがないので御本尊のみ頂ました。仕方ないのですが、記念授与品が多くてやや興醒め。
あわせて初めて霊宝館も見学し、東京国立博物館で見学した創建時の御本尊を拝観。
なお、宸殿は屋根の葺き替え工事中で、庭園などはほとんど見ることができませんでした。
この後、妙心寺を参拝。
こちらも何度も参拝している臨済宗妙心寺派の大本山で、立派な伽藍と数多くの塔頭寺院が居並ぶ大寺院。
塔頭寺院は、非公開寺院が「京都冬の旅」などで特別公開されると訪問していますが、この日は東林院を訪問。
ここは1月の小豆粥の会、6月の沙羅双樹の会、10月の梵燈の会と年に3回特別拝観していますが、そういえば行っていないなと、この度ようやく拝観。夜間特別拝観なので、隣の花園会館で晩御飯を食べてから訪問。
小さな塔頭寺院にしては多くの参拝客が訪れていましたが、ろうそくの明かりだけで、ほとんど真っ暗な状態で、水琴窟の音もしっかり聞こえる独特の雰囲気のなかでの特別拝観でした。