アメリカンフットボール全日本大学選手権「甲子園ボウル」西日本代表決定戦の関西学院大学対立命館大学の試合を観戦しました。
関西学生リーグでは攻守ともに抑えられ完敗だった関西学院大学、どこまで対応することができるかに注目の試合。
関西学院大学は試合開始直後の第1Q第2シリーズで、自陣からRB三宅が71ヤードを突き抜けて先制TD。さらに第4シリーズでまたもRB三宅が37ヤードを走り、TDを奪いました。
両者ほとんどダウン更新もままならない試合展開でしたが、関西学院大学は2本決まったランプレイがたまたまそのままTDになった感。
立命館大学は第2Q終盤にようやく攻撃が進み、最後はFGに成功し、関西学院大学が14-3で前半終了。
後半第3Q最初に関西学院大学は意表を突くオンサイドキックで攻撃権を奪うと、パスを中心に攻撃が進み、最後にQB奥野のTDパスが決まりリードを広げました。
以後も両者あまり攻撃が進まない状態で、関西学院大学の守備が立命館大学の攻撃をよく抑えます。
立命館大学は第4QでようやくTDを奪い追い上げますが、関西学院大学はパスインターセプトで攻撃権を奪うなど守備陣が終始圧倒、そのまま21-10で逃げ切り、甲子園ボウル進出を決めました。
リーグ戦では攻守ともに完敗だった関西学院大学ですが、この試合では守備陣がよく頑張ったのが勝因でしょうか。
関西学院大学としては相変わらず攻撃陣は今ひとつでしたが、開始早々たまたまランプレイがはまり、先行できたので、そのまま逃げ切ることができました。
両チームにはそれほどの差はなく、幸運な試合展開だけで勝ったような印象もあります。
一昨年同様に、リーグ戦で敗退したものの、西日本代表決定戦で勝利し、甲子園ボウル出場を決めた関西学院大学、前回は日本大学相手に敗退しましたが、今回の相手は早稲田大学となり、そのまますっきり優勝といきたいところです。