京都寺社巡り 安祥寺・毘沙門堂など

京都に寺社巡りに行ってきました。
JR西日本でポスターが貼り出されて特別公開を知り、紅葉鑑賞とあわせて山科を散策。

まず安祥寺を参拝。
安祥寺はこれまで非公開の寺院でしたが、昨年春に初めて特別公開され、本尊・木造十一面観音立像が一般に初公開されました。今回が2度目の特別公開のようです。
元々は平安時代に創建、山科一帯に大きな伽藍を誇っていましたが、次第に荒廃、江戸時代にようやく復興し、今に至っているようです。

境内には観音堂などの建物がぽつんと建っているくらい。紅葉が映えていました。
観音堂で本尊・十一面観音立像を拝観、国宝の五智如来坐像は京都国立博物館に長らく寄託されています。
私と同じように山科散策の観光客が数多く訪問していました。

 

琵琶湖疏水を歩いていき、毘沙門堂へ。
琵琶湖疏水から住宅街の参道を沢山の観光客が次々と歩いていきます。
その途中にあった瑞光院を参拝。

瑞光院は江戸時代に創建、浅野家ゆかりの寺で、赤穂事件の浅野内匠頭の墓が建立、赤穂浪士の遺髪塔もあり、忠臣蔵ゆかりの寺として知られています。
もっとも昭和になってから現地に移転したようで、寺院自体は普通の建物。
それでも御朱印があったのでいただくと、住職が書かれたのか達筆の立派な御朱印でした。

そして毘沙門堂へ。
ここは一昨年2月の寒い時期に拝観しましたが、春は桜、秋は紅葉の名所。
勅使門の坂道の敷紅葉で有名ですが、この日は大混雑で見ることは出来ず。
外国人客も多数訪れており、露店も並んで賑やかになっていました。

仁王門から境内に入り、弁財天堂から眺める本殿、宸殿から眺める庭園の紅葉などはさすがに見事な光景でした。
お坊さんが各所で説明してくれますが、前回に動く襖絵などの説明を聞いたので、建物内は早巡りでした。

   

最後に少し歩いて山科聖天へ。
山科聖天は毘沙門堂の塔頭寺院ですが、少し離れただけなのにここまで来る観光客は一気に減って、静かな境内。落ち着いて紅葉を見て周ることができました。

 

この日はこれだけで寺社巡り終了。混雑や喧噪は苦手なので、観光ピーク時期の寺社巡りは疲れてしまいます。

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