来週の4連休を前にそういえばしばらく奈良に行っていないなと、奈良で寺社巡り。
観光ガイドブックで、大和郡山の松尾寺に行っていないことに気がついて、その辺りを周りました。
まず目的地の松尾寺へ。
松尾寺は日本書紀を編纂した舎人親王が日本書紀の完成と自身の厄除けのために建立したとされ、日本最古の厄除け霊場です。
自家用車で松尾山を登っていくと、頂上近くに境内が広がっていました。
本堂の御本尊の厄除観音は秘仏で、厄除け祈祷中で建物外から拝むだけでしたが、七福神堂では険しい顔の大黒天立像を詳しい解説付きで拝観することができました。
また、宝物館で十一面観世音菩薩立像など見て帰りました。
続いて近くの慈光院へ。
慈光院は石州流茶道の祖である当地の大名の片桐貞昌が父の菩提寺として建立した寺院で、書院や庭園で有名。書院で抹茶を頂きながら詳しい解説付きで庭園を眺めることができました。
お寺のホームページに書いてあったのですが、外の風景が車が行き交う普通の街並みになっているのは残念でした。
最後に矢田山を登って矢田寺へ。
矢田寺は天武天皇の勅願寺で、その後は地蔵信仰の中心地として栄えてきたところで、あじさい寺として有名な寺院です。
御朱印集めを始めた頃に参拝して以来約7年振りの訪問。その時は自家用車で狭い旧道を登っていき、時間もなく勝手もわからないまま御本尊と大門坊(千佛堂)の御朱印だけで帰りましたが、他の塔頭でも御朱印を頂けることをその後に知り、今回の目当ては御朱印収集。
無事に本堂、南僧坊、北僧坊、念佛堂、大門坊(千佛堂)を周って御朱印を頂くことができました。