東京に行ったので初詣に明治神宮と靖国神社に参拝してきました。
昨年から東京に行った時には有名ところを周るようにしており、ともに初めての参拝です。
日本一の初詣参拝客の明治神宮、まだ三が日なので混雑をさけて小田急線参宮橋駅から西参道を通って境内に入りました。
ぱらぱらと参拝客がみられる程度で御苑を通って社殿前に着くと、多くの参拝客で溢れかえっており、南参道からは長蛇の大行列となっていました。
私は社殿前の端の方から参拝して、ご朱印をいただいて帰りました。
大きな神社の初詣はどこもそうですが、行列の人の頭ばかりで神社の建物などもまともに見えないのであわただしくお参りしただけでした。
もっとも明治神宮は大正時代に出来た神社なので、特に見るべきものはありません。
帰路の西参道では続々とこれから参拝する人達が訪れていました。
続いて電車を乗り継いで靖国神社へ。
地下鉄九段下駅から広い参道を入って境内に。参道には大村益次郎像の立像。好きな司馬遼太郎の「花神」の主人公の有名な立像を見て大感激。
参道両側には露天が居並び、大勢の参拝客が続々と押し寄せる状態。靖国神社はいろいろとある神社ですが、普通の初詣の対象となっているようで意外でした。
こちらも明治神宮ほどではないにせよ拝殿前が大行列。端からでも良かったのですが、行列に並んで参拝して、ご朱印をいただきました。
靖国神社も明治時代に出来た新しい神社で文化財的に見るべきものはありませんが、やはりここは「遊就館」。
明治維新から太平洋戦争までの日本の戦争の歴史資料を展示する普通の神社でいうところの宝物館ですが、パネル展示はすっ飛ばして、展示物を見て周りました。
昔から軍事ものには興味がありますが、零戦と彗星、97式中戦車などの実物を見るのは初めてで、97式中戦車は話には聞いていたのですが、びっくりするくらい小さな車体でした。
本物の回天、レプリカですが桜花や震洋などの特攻専用兵器をみると、さすがに神妙な気持ちになります。
私の住む神戸の湊川神社も政府が創建した新しい神社ですが、楠木正成をお祀りしているのに対して、明治天皇を祀る明治神宮、戦没者を祀る靖国神社はあまりにも歴史感覚が違い過ぎるというのが正直なところです。