京都の墓参りのあと恒例の寺社巡りに行って来ました。
先月に続いて「京の冬の旅」から大徳寺の塔頭寺院へ。
まず聚光院へ。
三好長慶の菩提を弔うために創建された塔頭寺院。千利休と茶道三千家の菩提寺でもあります。
重要文化財の方丈は、狩野永徳とその父松栄の「花鳥図」、「瀟湘八景図」、「琴棋書画図」などの国宝の障壁画(複製)で飾られていました。その他、千利休が作庭したと伝わる「百積の庭」や「閑隠席」と「桝床席」の二つの茶室も見所でした。
続いて大光院へ。
豊臣秀長の菩提寺として大和郡山に創建された後に大徳寺山内に移された塔頭寺院。
客殿を飾る「雲龍画」の襖絵は狩野探幽筆の屏風を襖に直したものと伝わります。また黒田長政、加藤清正と福島正則の三武将がそれぞれ一つずつ石を寄進したということから「三石の席」と言われる茶室がありましたが、今の建物は昭和の時代になってから移築されたものだそうです。
この後は近くの今宮神社を拝観。
「京の冬の旅」のスタンプラリーで無料券をもらえたので、門前で名物のあぶり餅を食べて帰りました。